「綯屋」横畠梨恵さん製作の半手箒です。
人の腰くらいまでの長さの半手箒は持ち手の長さと穂先の幅のバランスが良く、日常使いに丁度良いサイズです。
こちらは楮(こうぞ)の持ち手と白糸の組み合わせ。
和紙の原料となる楮は、和紙作家さんから譲っていただいているそうです。
川でぬめりを落とした後、ひとつひとつ異なる枝の個性から重心と穂先の角度を見極めて作り上げられた箒は、自然の豊かさを内包しているかのよう。
楮の皮は和紙に、その枝は箒の柄に。
材を余すところなく使うきれいな循環がここにあります。
※モデル身長は157cmです。
参考画像撮影時は浮かせていますが、腕をおろすと箒の先端がちょうど床につき、穂先で掃くことができるくらいの長さです。