Daiichi Rubber RAKA サイズ感と選び方の目安

4月になり、気候もようやく春めいてきましたが、雨の降る日も多くなってきました。
ひと雨ごとに暖かくなるのが嬉しい反面、面倒に感じるのが雨の日の足元。
そのためか、最近Daiichi Rubberのラバーブーツ「RAKA」を手に取っていただく機会が増えてきています。

店頭でRAKAを手に取ったお客さまがまず悩まれるのが、サイズです。
通常、革靴やスニーカーは0.5cm毎のサイズ展開がありますが、「RAKA」のサイズ展開は1cm毎。
サイズ差が大きいので最適サイズはすぐにわかりそうなものですが、長靴の履き心地に慣れないためか、これだ、と思えるサイズを決めるのはなかなか難しいようです。
店頭でもそのような感じなので、オンラインでお選びいただくのはさらに難しいかと思います。

というわけで、今回はRAKAをお選びいただく際の目安をご案内させていただきます。

RAKAのサイズと足のサイズ

サイズ選びの基準となるのが「サイズ表記」と「実際のサイズ」の関係です。
靴では特に表記の決まりがなく、メーカー毎にサイズ表記とその実寸値は様々ですが、Daiichi Rubberの場合はとても分かりやすく、サイズ表記は内寸の実寸を表しています。
例えば24cmのサイズのラバーブーツの場合、ブーツ内部の踵からつま先までの空間の長さが24cmということになります。
シンプルですね。

ただ、ここで気をつけないといけないのが、ご自身の足のサイズはどれくらいなのか、ということです。
普段履いている靴のサイズは把握していても、足の実際のサイズをご存じない方もいらっしゃるかと思います

では、ご自身の足のサイズを簡易的に測ってみましょう。
足の長さが入るような定規がある方はお手元に用意してください。

できれば、「0」が定規のちょうど端にあるものが良いですね。

1.定規の「0」の方を柱、もしくは壁につけて床に置きます。

2.踵の後端が1.の柱、もしくは壁にピタリとつくようにして、定規のすぐ脇に立ちます。

3.つま先先端の数値を読みましょう。
  別の定規や消しゴム等があると、身長を測るときのように指先にあてられるので、数値が読みやすいですね。

4.柱、もしくは壁につけた定規の端が0ならば、3.で計測した数値そのままが足の長さです。
  定規の端から0まで少し間があるようなら、3.の数値からその間分を引いたものが足の長さです。
  右足と左足で長さが違うことが多いので、できれば両足とも測ってみてください。

長い定規がない方はを紙の上に立って目印をつけて、後から測っていただいても大丈夫です。

サイズ選びの目安

ご自身の足の長さが把握できたら、それをもとにRAKAのサイズを選んでみましょう。
※実際の足を拝見せずに確かなことは言えませんので、この先はあくまで目安として、お選びいただく際の参考程度に留めてください。

まず、足より小さいサイズでは足が入りませんし、同等サイズでもつま先が内部であたってしまいますので除外します。
そうすると、選んでいただくのは足の実寸よりも少し大きめのサイズで「程良いもの」もしくは「少し大きめのもの」のいずれかになるかと思います。

例えば、いつも薄めの靴下を履く方、中敷を入れずにそのまま履く方は、「程よいもの」の方で良いかもしれません。
厚めの靴下を履くことがあったり、中敷を入れることを想定している方は、「少し大きめのもの」が良さそうです。

Cacicaでは、2つの理由から、後者の「少し大きめのもの」をおすすめしています。
ひとつは靴下の厚さの変化が大きくても、対応しやすいため。
もう一つは、中敷きを入れることでラバーブーツをしっかりさせるためです。
ラバーブーツは柔軟性があってよいのですが、全体的にやわらかく、足を抑えてくれる部分がありません。
そのため、中敷で足の位置を安定させ、歩きやすくしたいのです。
中敷は前足部(指先から指の曲がる位置まで)が柔らかく、後足部(土踏まず~踵)がしっかりとしたものがおすすめです。

ちなみに、私たちの履き方は次のとおりです。
私(男性・足の実寸約24.5cm)は、25cmを中敷なしで履いています。
ややタイトめのフィッティングですし長時間の歩行は疲れるので、次に選ぶのならば26cmで中敷を入れようと思っています。

妻(女性・足の実寸約22.5cm)は、24cmに中敷を入れて履いています。
発売当初、RAKAには23cmがなかったのでこのような履き方になりましたが、今となってはこちらが正解でした。長時間の歩行でも中敷のサポートがあり、疲れは軽減されているようです。
以上、参考にしていただければ幸いです。

やはり試着がおすすめです

今回はDaiichi Rubber「RAKA」のサイズの目安についてお伝えしましたが、サイズ選びは足長だけでなく足囲も関係してきますし、履き心地の好みもありますので、本当は実際に履いてみるのが一番です。
Cacicaは靴工房併設の店舗なので、お越しいただければ足の実寸を測って、試着をしていただくことができます。
近くに取り扱い店舗がある方は、是非、試着してみてください。

TOP